タイのおすすめ夫婦旅行 ドイ・インタノン編

タイでの夫婦旅行は、チェンマイ近郊ドイ・インタノン山がおすすめ

夫婦トラベラーのぶどう狩りです。日本人はあまり行かないけど、タイの魅力がたっぷりの、おすすめ観光スポットをご紹介する「タイのおすすめ夫婦旅行」をお届けしています。今回はドイ・インタノン山です。

タイで最も高い2565mのドイ・インタノン山は、チェンマイから車で2時間程度の近さです。山頂まで車で登ることができるので、数多くのタイ人観光客が集まる人気の観光地になっています。また

2,565ｍの高さがあるので、ふもとのチェンマイとはずいぶん気温の差があり、南国タイといっても油断は禁物です。防寒着を忘れないようにしてください。また、山頂の駐車場の隣にはタイの軍事施設がありますので、やたらと写真を撮っていると注意されることもあります。

ドイ・インタノン山には、ラーンナー王朝最後の王様の墓碑もあります。ラーンナー王朝は1292年にマンラーイにより設立され、チェンマイを都としていた。1558年にビルマの支配するところとなった。その後1774年にシャムのタークシン王に寝返り、チャックリー王朝の朝貢国となったそうです。

1939年に終わりを告げるまでの650年間、ビルマとシャムに翻弄されながらも生きながらえた王国です。ぜひとも見学したいところです。

順路に沿って行けば、大勢のタイ人がお供えをしていますし、案内も英語でされていますので、見落とすことはないでしょう。

この墓碑のあたりは、いつも雲のなかにあるせいか、とつぜん霧がかかってきたり、湿気がたっぷりです。そのせいで気温よりも肌寒く感じます。私が行った時も15℃位ではあったのですが、かなりひんやりと感じました。

ドイ・インタノン山頂近くに、ダブル・バゴタ（2つの仏塔）があります。ひとつは国王の塔、1987年のラーマ9世プミポン国王の60歳の誕生日を記念して建設され、もうひとつは女王の塔1992年のシリキット女王の60歳の誕生日を記念して建設されたものです。

広々とした仏塔をとり囲む公園には、色あざやかな花々が植えられ、とてもきれいな庭園で、タイの人たちもお詣りの後はゆっくりとお散歩を楽しんでいました。

この仏塔に行くには、車の直接の乗り入れが禁止らしく、駐車場から乗り合いのソンテウを利用しないといけないので、行きも帰りもソンテウ乗り場で順番待ちをしないといけないので、ご注意くださいね。

クイーン・シリキット・ボタニカル・ガーデンも見逃せません。数多くの種類の植物が栽培されているのと、チェンマイならではの植物を空中遊歩道をたどって見学するコースになっています。

タイ、特にチェンマイでは王室関連の観光スポットが多いのですが、ロイヤル・プロジェクト・ファームというのがあります。ここではロイヤル・プロジェクト製品の原料となる食物が栽培され、加工して製品化されています。

ロイヤル・プロジェクト製品は、スワンナブームやドンムアンにショップがあり、高品質の製品が、かなりお値打ちな価格で販売されているので、私たちもばらまきのお土産としてよく利用します。はちみつやドライフルーツなどがおすすめです。

そんなロイヤル・プロジェクト・ファームでは、直売所はもちろんレストランもあり、新鮮な食材で作ったおいしいタイ料理がいただけます。こちらもドイ・インタノン近郊の旅では欠かせないですね。

チェンマイのお寺は、ワット・プラテート・ドイステープが有名ですね。また格式の高いお寺だとワット・プラシンやワット・チェディルアンをはじめとして数多くあります。そんな中でタイ人たちに人気のお寺があります。

それはワット・プラテート・ドイカムです。このお寺はチェンマイ郊外の、ワット・プラテート・ドイステープほど高くはないのですが、高台にあります。そのためドイステープからチェンマイの眺めはは、少し天気が悪いと見えなかったり、かすんでしまうことがあるのですが、ドイカムからはいつでもいい眺めが見えます。

またここは宝くじにご利益があるそうで、タイ人の宝くじ好きにはほとほとあきれるのですが、そんな訳で、タイ人にはこのお寺はとても人気なのでそうです。私たちは眺めと大仏とを拝見しながら、お詣りをしました。

チェンマイからほんの少し足を延ばすと、今まで見たことのない風景がひろがり、タイの魅力を再発見すること間違いありません。ぜひ行ってみてくださいね。

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

※この旅行は2019年11月に行ってきました。