ラッタナーコーシン展示館を、私たちだけで独り占め!

タイ

バンコクの博物館というと、すばらしい日本人ボランティアガイドでも有名なバンコク国立博物館ですね。わたしも何回も行ったことがあります。

そして、今回ご紹介するラッタナーコーシン展示館も、すばらしいエンターテイメント的な施設で、十分楽しめる内容になっています。

展示館のある場所、わかりづらいかも・・・

場所は、マハカーン砦やワット・サケット、民主記念塔のあたりです。ただ「Rattanakosin Exhibition Hall」と言っても、画像を見せても、あまりタクシードライバーになじみがないようです。

しかたないのでGoogle Mapをこちらで確認しながら、右とか左とかで、ようやく着きました。

タクシーに不安なら、MRTのSamYot駅から、ワット・サケットやマハカーン砦を目指してまっすぐ15分歩けば着きますので、そちらの方がいいかもしれません。

またバスがお好きな方なら、スクンビット界隈から2番のバスに乗れば展示館の目の前に着きます。Google Mapをながめながら乗っていれば、降りるバス停も表示されているので、間違えることはないでしょう。ぶどう狩りたちも2回目にはバスで行きました。らくちんですよ。

入館にはワクチン証明が必要でした(2022年4月現在)

さて、扉を開けて入ると、チケットの前に「見学希望ですか?」「ワクチン証明もってますか?」と質問を受けます。ワクチン接種アプリを持っていてよかったです。

その後、滞在ホテルや健康状態などを記載した書面を提出して、やっとチケット売り場に。入場料はわずか100バーツです。

ツアー参加がおすすめです!ただし英語です

「初めての見学でしたら、7部屋1時間30分のツアーがありますがいかがですか?次の開始は10時20分です」というご案内いただいたので、お言葉に甘えて参加しました。

ツアーは原則タイ語らしいのですが、たまたまそのときはぶどう狩りたち以外に参加者はいなかったので、英語で話してくれました。母国語でない英語ですので、かえってわかりやすかったです。

インタラクティブなしかけが満載で、どなたでも楽しめます!

最初のお部屋は、ラッタナーコーシン朝の成立から現在までの歴史を写真でたどります。ぐるっとみても5分くらいです。

また入り口近くの地図の下にはボタンがあって、押すと映像が流れる仕組みになっています。館内各所にエンターテイメントなしかけがあり、ツアー参加者を楽しませるようにしています。

次のお部屋は、まずはラーマ9世の即位60年記念の絵画で、王宮近辺を散策します。私たちだけなので、丁寧にひとつづつ解説していただけます。

「日本の人ですよね?それならこちらを」とシリキット王妃のお隣には、上皇さまと上皇后さまのお姿がありました。日本とタイの友好を象徴されているようでなんだかうれしいですね。

雨を感じる最先端の4D映像ブースもありますよ!

そのあとは、4Dの映像ブースでラッタナーコーシン朝が起きたとき以来の王宮付近の変化を3D映像で確認するとともに、雨が降ってくる映像では上から雨粒のようなものも降りてきます。

ここは残念ながら写真やビデオはダメらしいです。でも写真等がダメなときはその場でここはダメですよ、と言っていただけるのはありがたいですね。

また映像の音声はタイ語なのですが、英語の音声はスマホのバーコード読込で再生できます。タイミングを合わせるのにひと苦労はしますが、係の人にお任せしました。

タイ舞踊の部屋、王宮の暮らしの部屋、いろいろなお部屋

タイ舞踊のお部屋では、左の写真の札を下に押し込むと、そこにある言葉をタイ舞踊で表現してくれます。I(わたし)とか、YOU(あなた)とか、LOVE(愛してます)などと書いてあります。

試しにI LOVE YOUとしてみたら、とても長い時間がかかりました。タイの人たちの愛情表現は気が長いのですね。

王宮の暮らしのお部屋では、後宮での女性警察官(男性は王様だけ)や花飾りや縫物をしている女官たちのスペシャリストのフィギュアが迎えてくれます。

タイの伝統芸能のお部屋では、パペットや影絵を実際に動かして、3人でひとつの人形を操る職人たちの見事な動きを映像で鑑賞できます。

ひとつひとつのお部屋を専属?のガイドさんが案内してくれるので、とても大事にされているゲストのような感覚でした。皆さんありがとうございました。

最後にパノラマビューを独り占め!

ツアーの終わりには、最上階から王宮付近のすばらしい眺めを堪能することができます。ワット・サケットや、仏教において悟りに至るための三十七の修行法を表す37本の尖塔を持つ金ピカのワット・ラチャナダラムも間近に見えます。

ここにはcaféもあったらしいのですが、現在はコロナの影響で営業中止です。こんなに眺めのいい場所でお茶ができたら、なんてすばらしいのでしょう、とないものねだりをしてしますます。

実際には5分という時間を区切られた見学となります。少し味気ないですよ。

でもでもなかなか見ごたえのある展示館でした。もうひとつルートあるようなので、また来てみようっと!

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

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