ウィーン・ザルツブルグ・プラハ東欧の旅 クリムト編

ヨーロッパ

美術史美術館のクリムトの壁にクリムト・ブリッジ

ウィーンでのフリータイムは、ずっと行ってみたかった美術史美術館から。

美術史美術館は、ハプスブルク家が収集した15世紀から18世紀の絵画が豊富に収蔵されています。

コレクションの中でもブリューゲルの作品、特に「バベルの塔」は皆さんご存知ですよね。また日本で大人気のフェルメールの「絵画芸術」もみることができます。

ということでルーブルやプラド、エルミタージュにも引けを取らない美術史美術館には、階段ホールにクリムトの壁画があります。

入口から続く階段を上った裏側の柱の間にクリムトの作品が続いています。たまたま私たちが入館した2018年は特別にクリムト・ブリッジが設置されていました。

通常ならかなりの高さにある作品なので望遠鏡などでのぞくみたいですが、今回はゆっくりと目の前で見る事が出来ました。ほんと、よかった!

この壁画は、美術館の特徴である古代エジプトから18世紀後期に至る多種多様なコレクション内容を象徴的に描写しているとのことです。

美術史美術館は、真ん中の写真のように多くのソファが用意されているので、じっくりと鑑賞できるのはいいですね。このように、ゆったりとベラスケスやブリューゲルを眺めていたいものです。

世界一美しいカフェも必見

美術史美術館は、世界一美しいカフェがあると聞きつけ、午前中に絵画鑑賞、少し早めにカフェでランチとスケジュールしていました。11時30分よりも少し前でしたが、少し1組だけ待ちました。時間に余裕のないせわせわトラベラーは、早めのご到着がいいと思います。

こちらでは魚とパスタとカフェをいただきました。お料理はおいしかったと思いますが、雰囲気に圧倒されてあまり覚えていません。すいません。

ただ食後のコーヒーの何と優雅なこと、それだけは一生の思い出になると思います。

ベルヴェデーレ宮殿のクリムト・コレクション

クリムトの作品がいちばん多く収蔵されているのは、 ベルヴェデーレ宮殿の上宮です。ここには、かの有名な「接吻」と誰でも見たことのあるだろう「ユディトⅠ」があります.

他にも 「フリッツア・リードラーの肖像」「ひまわり畑」などは見たことありますよね。この美術館は、クリムトばっかりで楽しくてわくわくします。 ベルヴェデーレ上宮には、エゴン・シーレのコレクションも豊富に揃っています。ぜひどうぞ!

また、クリムトはウィーン分離派の代表ですが、分離派会館(セセッション館)には大作「ベートーヴェン・フリーズ」が。この作品は長年行方不明となってたものを、1970年にオーストリア政府に買い上げられて修復を受けたとのことです。

今回は見る時間がなかったので、次回には絶対に行こう!と心に決めているぶどう狩りでした。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。

次回は、クリムト以外のウィーンを訪ねます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました