ウィーン・ザルツブルグ・プラハ東欧の旅 ウィーン編

ヨーロッパ

ハプスブルグ帝国による世界の中心、ウィーン

今回の旅、東欧最後の訪問地はウィーンです。ウィーンといえば、ハプスブルグ家が一大帝国を築き、その宮廷文化がはなひらいた世界の中心でしたね。

そうなると、ハプスブルグ家のかの有名なアリア・テレジアや皇后エリザベートゆかりの、ホーフブルグ王宮とシェーンブルン宮殿は欠かせませんよね。

このふたつの観光には、シシィチケットは欠かせないという情報を先輩からいただいて、私もこのチケットを出国前にシェーンブルン宮殿公式サイトから購入しておきました。確かにとってもお得なので、皆さんも行くならぜひですよ!

シェーンブルン宮殿見学のグランドツアー(日本語オーディオガイド付き)にホーフブルク王宮、王宮家具博物館までついて、29.9ユーロです。

しかもシェーンブルン宮殿には、通常は時間指定制なのですが、このチケットがあるといつでも優先入場ができるのです。お得でっしょう!

ホーフブルグ王宮はオーディオガイドツアー

それでは、さっそくホーフブルグ王宮から行ってみましょう!

ここにはシシィの愛称で知られる皇后エリザベートにまつわる品を集め、その物語をつづった「シシィ博物館」があります。 シシィ のあまり幸福ではない生涯がしのばれます。何となく悲しくなってしまいました。

ハプスブルグ家の晩餐に使った銀器をあつめた「銀器コレクション」は、こんなに豪華な器で毎日晩餐をしていたら、どんなに太るのかしら?という疑問を持ち、

次のフランツ・ヨーゼフとシシィのお部屋「皇帝の部屋」で、シシィが体型を維持するために、日々エクセサイズにいそしんでいた体操器具をみると、なるほど大変だ、と感心してしまうぶどう狩りでした。

この 「シシィ博物館」「銀器コレクション」「皇帝の部屋」は、すべてシシィチケットで入場でき、日本語オーディオガイドがついるのはありがたいのですが、内容が少々おかたいので、すこし疲れます。なーんて、罰当たりなぶどう狩りでした。

シェーンブルン宮殿のグランドツアー

シェーンブルン宮殿には、地下鉄4号線に乗りシェーンブルン駅で下車する方法で行きました。この方法が一番わかりやすいと思います。朝一にでかけたので、人もそれほど多くなくて、じっくりと見学することができました。

シシィチケットではグランドツアーといって、インペリアルツアーの22室よりも多くの40室を見学することができます。途中で、グランドツアーのチケットだけ入場できるチケットの確認所がありました。

お部屋で一番印象的だったのは、何といっても舞踏会が行われた大広間ですね。ここでウィンナー・ワルツの演奏で皇帝や貴族たちが宴を繰り広げていた光景が目にうかぶ、ただただ豪華な空間です。

他にも幼少のモーツァルトが演奏をした「鏡の間」や、色調のあざやかな「中国の小部屋」は印象に残ることと思います。

グランドツアーは大体1時間半から2時間でまわれると思いますので、その後はシェーンブルンの広大な庭園を散策しながら、高台にあるグロリエッテを目指します。

グロリエッテ に到着した10時30分過ぎは、室内ではクラシック演奏付きの豪華朝食バッフェの時間だったので、外のパラソルのカフェでお茶とコーヒーをいただきました。

ここではザッハトルテではなくフルーツケーキをチョイス!甘みをおさえた上品なお味でした。甘いもので疲れを回復させるのは、ちょうどよかったですよ。

ウィーン国立歌劇場の日本語ガイドツアー

またウィーンは、音楽の都でもあり、ウィーン国立歌劇場や楽友協会ホールなどでは毎日コンサートが開かれています。

楽友協会ホールの黄金の間では、1月1日にウィーンフィルのニューイヤーコンサートが開催され、日本でも放送されますよね。テレビを見る限り、着物をおめしの日本人も多く来ているようです。

今回はチケットを入手せず、時間が合えば歌劇場の外の巨大なモニターで楽しもうというセコい考えでしたので、もちろんうまくいかず、残念!でした。

ただウィーン国立歌劇場は見たかったので、ガイドツアーに参加しました。ガイドツアーは日本語もありますので、バッチリ豪華な歌劇場の座席や内装をみてまわることができました。イケメンさんがご案内してくれました。

でも、どこでも日本語ガイドやオーディオガイドがあり、個人ツアーで行っても問題なく楽しめるウィーンはいいですね。何度でも行ってみたいと思います。

この旅行は2018年6月に訪問しました。最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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