【海外旅行】アンダルシア地方とバルセロナの旅 サグラダファミリア編

ヨーロッパ

バルセロナといえば、サグラダファミリア

白い村ミハスを訪問して、マラガ空港からバルセロナへ、アンダルシアともお別れです。感傷に浸るほどの時間もなく1時間25分のフライトでバルセロナに到着です。夜の到着だったので、その日はホテルでゆっくり休み、翌日にそなえます。

そして、バルセロナでの最初に行くのは、もちろんサグラダファミリアです。まずはビュースポットでの撮影タイム、池に教会が映るポイントが定番です。ガイドブックでも使われていますよね。

撮影がおちついたら、いよいよ教会に向かいます。ツアーでしたので、チケット購入や入場制限などは関係なく、スムーズでした。

当たり前のようですが、ツアーのいいところは、こういう時間がかからないところ、また先ほどの撮影タイムのように交替で撮りあうことが容易なところですね。

逆に悪いところは、時間が決まっているので、じっくり見たいときもできない、ということですね。個人旅行だと、生誕のファザードを隅から隅まで堪能したいなんてこともできますものね。

サグラダファミリアの歴史をすこし学びました

はなしが脱線してすいません。サグラダファミリアは、アントニ・ガウディが設計して、1882年に着工して、いまだ未完成の建造物です。2005年に「アントニ・ガウディの作品群」として世界文化遺産になりました。

また2010年にローマ教皇ベネディクト16世が訪問し、聖別をおこなったので聖堂になったとのことです。教会から聖堂に格上げされたということですね。

ちなみに聖堂はカテドラルといいますが、カテドラルとは大司教の椅子をいい、そこから聖堂は大司教、司教がいる教会のことをいうそうです。大司教は教皇の次に偉い人ということですね。なるほど!

生誕のファザードは、ぜひともじっくり見たい

教会内にといっても、その前に見ないといけないものがありますよね。そうです。生誕のファザードです。訪問したときは、じっくりとは見られないので、後で写真に撮ったので確認しました。これがヨセフか、これがマリアか、といった感じです。そこで全部みようと思ったら、かるく1時間以上かかるでしょうね。

東側の生誕のファサードでは、キリストの誕生から初めての説教を行うまでの逸話が彫刻によって表現されている。3つの門によって構成され、左門が父ヨセフ、中央門がイエス、右門が母マリアを象徴する。中央の門を構成する柱の土台には変わらないものの象徴として亀が彫刻され、中央の柱の土台にはリンゴをくわえた蛇が彫刻されている。また、門の両脇には変化するものの象徴としてカメレオンが配置されている。中央門では、受胎告知、キリストの降誕、祝福をする天使、東方の三博士や羊飼い達などが彫られている。左門ではローマ兵による嬰児虐殺、聖家族のエジプトへの逃避、父ヨセフの大工道具などが彫られ、右門には母マリア、イエスの洗礼、父ヨセフの大工仕事を手伝うイエスなどが彫られている。

Wikipedia サグラダ・ファミリアより

Wikipediaに紹介されているように、3つの門があるのですが、中央門以外はじっくりと見られませんでした。ツアーだとそんな感じだと思います。写真をパシャパシャいっぱい撮って、後でみなおすしかありませんね。ちなみに中央門はこんな感じです。

遠方からでないと、中央門の糸杉と幸せの鳩、聖母戴冠はうまく撮れません。高画質のカメラがおすすめかもしれません。左門のマリアとヨセフの結婚式、右門の聖燭祭も木の陰から辛うじて見えます。(左の写真)受胎告知と楽器を奏でる6人の天使と9人の合唱する家族が彫られています。(真中の写真)右の写真にはキリスト降誕が描かれています。とにかく根気のいる職人さんのすばらしいお仕事です。

いよいよサグラダファミリアの中へ

いよいよ教会内へ入ります。一歩足を踏み入れると、そこには大きな森が広がっています。また森の木立のすきまから木漏れ日がさしているかのようです。それが教会の柱とステンドグラスであるということを忘れてしまうくらいに、ここちよいです。まるで自分が自然の一部分になり、草木の中を飛び回っているような感じです。ぜひ味わってくださいね。

サグラダファミリアの塔の上にものぼりました。当時は受難のファザードのエレベーターしかなかったようですが、現在では生誕のファザードからのエレベータからものぼれるようです。いずれもエレベータで登って徒歩で階段を下りて教会内に戻る形式です。途中の隙間からファザードの一部やバルセロナの街が一望できます。

受難のファザードは、当時の完成度はそれほどでもなく、色彩もほとんど感じられなかったです。たださすがに6年もたつと、完成度は格段に違っているようです。他の方々のブログを読んでみて、また行きたくなってしまいました。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

次回はバルセロナのガウディ建築をめぐります。

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