奈良・飛鳥の2泊3日の旅 2日目飛鳥へ、キトラ古墳壁画限定公開

国内たび

高松塚古墳の壁画館をみてからキトラ古墳へ行きましょう!

JWマリオットに一番近い近鉄尼ヶ辻駅から各駅停車に乗り、どこかで急行に乗換えて、橿原神宮駅まで、そしてさらに吉野線に乗換え飛鳥駅に到着しました。

飛鳥駅近の明日香レンタサイクルで、電動レンタサイクルをゲットして、楽々古墳めぐりを楽しもうという計画です。

ますは、一番近くの高松塚古墳から開始です。高松塚古墳では石室内部は公開できないので実物と同様の石室部が高松塚壁画館でみられます。また飛鳥美人の愛称で知られる女子群像は国宝として有名ですが、壁画館ではレプリカなどがあります。

高松塚古墳の飛鳥美人も13年にもわたる修復が完了したので、2022年1月に限定公開されるようですね。今回は無理ですが、またの機会があればぜひ行きたいものです。

石舞台古墳は、想像していたよりもはるかに巨大でした!

高松塚古墳からは、キトラ古墳の方が近いのですが、特別公開は時間指定なので、あえて遠回り。途中の亀石にも立ち寄ります。

亀石は確かに亀のようにもみえますが、カエルのようなお顔にも見えますね。誰かが人工で作ったものなのでしょうが、諸説さまざまなようです。

さて、石舞台古墳に到着しました。写真で見るよりはるかにひとつひとつの岩が大きな印象を受けました。いったいどこからこのような巨大な岩を持ってきたのでしょうね。あとで調べてみると最大のものは75トンもあるそうです。すごいですね。

確かにこの古墳はただものではない方のお墓に違いありません。推定では蘇我馬子のお墓とされていますが、そのくらいの大物でないと釣り合いがとれません。

グルっとまわると石室の内部にも入れます。ここに蘇我馬子のご遺体が埋葬されていたと思うとゾクっとしますね。想像力が掻き立てられます。

キトラ古墳と四神の館

そして本日のメインイベントのキトラ古墳の壁画限定公開に行ってきます。平成28年9月24日から21回目の今回は西壁の白虎と天井の天文図がみられます。東壁の青龍、南壁の朱雀、北壁の玄武と順繰りに公開になっていて、だいたい1年間4回で全ての壁画をみることができるようです。

壁画は、石室からはがしたものをたんねんに再生したもので、根気のいる作業だな、と感心させられます。また実際にその様子のビデオもみることができます。

今回公開された天井の天文図ですが、キトラ古墳のそれは高松塚古墳を凌ぐ精緻なものです。高松塚壁画館でみたのと確かに違いました。また天文図がある古墳はキトラと高松塚だけであり、古墳の形もそっくりですし、壁画も中華風と言えば中華風なので、渡来人のお墓と考えられているようですね。

またこの限定公開の場所でもある、キトラ古墳壁画体験館「四神の館」はとても趣向の凝らしたおもしろい展示が満載です。天文図のプラネタリウムや壁画に関する画像情報もとてもためになりますよ。

橿原神宮は日本の国のはじまり

電動レンタサイクルで、他にも飛鳥寺の飛鳥大仏、蘇我入鹿のお墓や橘寺の聖徳太子の生誕地など、楽々とまわってこれます。最後に神武天皇を祭る厳かな橿原神宮をお参りして、ここちよいサイクリングの終了としましょう。

神武天皇が高千穂から東に向かい、畝傍山の麓に橿原宮を創建したことから日本がはじまったとされています。橿原神宮は、日本の原点ともいえる場所なのですね。

明日香サイクルではレンタサイクルは乗り捨てることができますので、飛鳥駅からか橿原神宮駅の効率よく回ることができました。最後に、これらのコースは坂が多いので、体を鍛えたいかた以外は電動を強くお勧めします。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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