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今回の旅の目的は、キトラ古墳の壁画公開にあわせて、飛鳥の古墳群と天皇御陵をめぐり、奈良の有名なお寺は修学旅行以来行ったことがないので、いまさらながら再訪したい、ということです。
一日目は新幹線京都駅から近鉄奈良へ特急を利用します。時間的には40分くらいなので、車内で昼ご飯を簡単に済ませていたら到着です。
東大寺や春日大社、奈良公園あたりを散策して、興福寺もご参拝して、その後おいしいご飯を食べたいな、という予定です。
東大寺では、東大寺ミュージアムをお見逃しなく!
東大寺は大仏様はもちろん仁王様の阿形と吽形もさることながら、東大寺ミュージアムに特別公開されている戒壇堂四天王立像に圧倒されました。
二月堂 二月堂からの眺め 若草山の鹿
四天王像(広目天、増長天、持国天、多聞天)は通常戒壇堂に安置されているのですが、現在工事中のためミュージアムで特別公開されているそうです。確かにすごい、見れてとてもラッキーでした。ぜひお見逃しなく!
また大仏殿では、お坊様が30名位壇上でお経(般若心経)を唱えていらっしゃいました。新型コロナウィルスの早期終息と罹患された方々の早期快復、並びに感染により亡くなられた方々の追福菩提を祈る勤行とのことです。ぶどう狩り夫婦も一緒にお祈りさせていただきました。
そこから二月堂、三月堂を経て、若草山の芝生にいらっしゃる鹿たちを眺めながら、春日大社へ向かいました。
春日大社の燈籠に圧倒されます!
全国に3000社ある春日神社の総本社である春日大社、その始まりは常陸の鹿島からタケミカヅチノミコト様を祭神としてお迎えしたことによるということです。
春日大社で圧巻なのは、境内にある約3000基ともいわれる石燈籠と釣燈籠です。釣燈籠では徳川5代将軍綱吉や直江兼続などの武将が奉納したものがあり、神社のご案内にも場所が記載されていますので、探してみるのもよろしいかと思います。
またご参拝した日には、節分と中元の年に2回すべての燈籠に灯りがともされる神事を再現した、幻想的な展示室がありました。常設なのかどうかは不明です。
春日大社 石燈籠 釣燈籠
興福寺の国宝館で、阿修羅立像の凛としたお姿にうっとり!
国宝五重塔 南円堂 国宝三重塔 国宝北円堂
興福寺の伽藍は、境内案内にもあるように、国宝だらけです。東金堂、北円堂、三重塔、そして五重塔です。
今回の訪問時には、五重塔の内部仏像を特別公開していました。五重塔の1階部分の内部に入り、中央の心柱を囲む形で安置されている4つの三尊像が見学できます。
北には弥勒如来像、東には薬師如来像を月光菩薩と日光菩薩が囲んでいます。南には釈迦如来像を普賢菩薩と文殊菩薩が、西には阿弥陀如来像を勢至菩薩と観音菩薩が囲んでいます。
じっくり眺められるのはいいですね。その後東金堂をご参拝してから、お待ちかね国宝館へ。
平成30年にリニューアルされたということで、数多くの国宝や重要文化財の仏像がとても見やすく配置されています。
銅造仏頭、八部衆立像、十大弟子立像、天燈鬼・竜燈鬼立像、金剛力士像、千手観音菩薩像はすべてが国宝です。
なかでも、もっとも有名なのはもちろん八部衆立像の「阿修羅像」ですよね。これを見にいくという人が私の周りにもたくさんいます。やはり凛としたイケメンですね。
それにしても、この国宝館は東大寺ミュージアムに比べても、その内容の濃さからすると、こちらの方が上と思えるような充実した展示でした。時間がない中でも回ってよかったです。
それでは、最後に急いで御朱印を。と御朱印窓口の南円堂に急ぎます。しかし窓口が閉まっている?なぜ?
聞いてみると御朱印の受付は4時45分までで、その後は西国三十三カ所巡りの方のみ対応します、ということでした。つまりいただけない?ってこと。
まさかの展開で、とてもとても落ち込みました。なんて馬鹿なんでしょう、私たちって。ディナーまでの時間はずっと落ち込んだまま、予約していたディナーに向かいます。予約していたのは奈良公園近くのスペイン料理のakorduさんです。
こちらのおいしいお料理は次回以降にご紹介したいと思います。最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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