牛に引かれて善光寺詣り


「牛に引かれて善光寺詣り」は一生に一度は善光寺詣りという意味だと思ってましたが、公式サイトの「善光寺法話」を拝見してはじめて本当の説話を知りました。行く前に下調べしておいてよかった。
下調べついでに善光寺公式サイトでは、善光寺御本尊の一光三尊阿弥陀如来様はインドから百済そして日本と渡られた日本最古の仏像とあります。そして崇仏廃仏論争により、廃仏派の物部氏により打ち捨てられましたが、本田善光さんが信濃の国にお連れしたとのことです。そのため善光寺と名付けられたのですね。
善光寺の御朱印
御朱印受付場所 | 直書きは本堂のみ、本堂前御朱印所、本堂内御朱印所の2か所 |
御朱印の受付時間 | お朝事〜本堂内陣参拝終了 |
限定御朱印の有無 | 季節限定 御詠歌御朱印(紙札)、諸堂めぐり限定御朱印(紙札)があります |
御朱印の初穂料 | 初穂料500円 |
オリジナル御朱印帳 | 素晴らしい御朱印帳がたくさんありますのでご確認ください。 |
大勧進と大本願
善光寺は無宗派のお寺です。そのため善光寺はどなたでもお詣りすることができます。善光寺は日本最古の仏像をご本尊とした日本仏教の発祥の地なので、そもそも宗派はないのです。
それでも善光寺には天台宗の住職(貫主)と浄土宗の住職(上人)がいらっしゃって、ともに善光寺の住職も兼ねています。善光寺の天台宗の大本山を大勧進といい、浄土宗の大本山を大本願といいます。
大本願は尼僧寺院で、尊光上人(聖徳太子妃。皇極天皇の命により蘇我馬子の娘が出家され尊光上人と称す)を開山上人とし、代々の尼公上人より継承されています。
善光寺如来 地蔵尊 不動尊
三国伝来 善光寺本師 文殊菩薩 ひとにぎり地蔵
善光寺に泊まる 信州善光寺縁起堂 永代宿坊「淵之坊」
善光寺には39の宿坊があります。それぞれが特徴のある精進料理をいただけます。
また宿坊に泊まると善光寺参りのハイライト、毎朝行われるお朝事に参拝することができます。そのお朝事に宿坊のご住職の皆さまがご案内してくれます。お戒壇めぐりやお数珠頂戴など境内もいろいろお話しいただけるので、とても充実したご参拝になります。
今回は人気の縁起堂 永代宿坊「淵之坊」に泊まりました。こちらの宿坊は全国宿坊ランキング(そのようなものがあるのは初めて知りましたが)で第1位だそうです。
特別精進懐石料理をいただきましたが、一品一品がとても丁寧に作られていて、全てがおいしかったです。特にオリジナル満月(写真右)は初めての食感でした。とても多くて食べきれないと思いましたが、最後まで完食することができました。ごちそうさまでした。
またご写経もお願いすることができます。心静かに般若心経を書き写し、名前と願い事を書き記し、翌朝のお朝事に善光寺に奉納していただきました。

常住院(大日如来) 玉照院(聖観音菩薩像) 白蓮坊(むじな地蔵) 本覚院(本善堂) 本覚院(阿闍梨池) 良性院(準提観音)
まだまだあります 善光寺世尊院釈迦堂でも御朱印
世尊院の小御堂である釈迦堂の御本尊は、鎌倉時代の作とされる我が国唯一の等身大の銅造釈迦涅槃像です。重要文化財の釈迦涅槃像は通常非公開で特別拝観日のみ開帳されるそうです。特別拝観日に是非訪れたいものです。
※このリアルたびは2020年10月23日~24日に行ってきました。
GoToトラベルも使わせていただきました。
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