ウィーン・ザルツブルグ・プラハ東欧の旅 プラハ編①

ヨーロッパ

今回から、ウィーン・ザルツブルグ・プラハの東欧をめぐる旅をお届けします。ウィーン経由でまずはプラハに、ホテルには夜に到着しました。機内やホテルの様子はまたあとで・・・。

初めてのプラハの街は、ホテル近くのカペル橋を散歩しただけでも、ライトアップしているプラハ城があらわれてテンションがあがります。明日は、そのプラハ城を堪能したいと思います。

世界最古で最大のお城、プラハ城

プラハ城は、世界最大のお城と言われるだけに巨大です。ホテルからはそれほど距離がないように思いましたが、登りなのと朝はお店も開いてなく気休めもないので結構疲れます。地下鉄に乗ったほうがよかった~。

プラハ城には、かの有名なミュシャのステンドグラスがあります。聖キリルと聖メトディウスというタイトルです。聖ヴィート大聖堂は無料で入れるとのことですが、このステンドグラスは、無料のチケットでは見られないようになっているのでご注意くださいね。

ミュシャは日本にもスラブ叙情詩がやってきて話題になりましたよね。

また主祭壇の右側にある聖ネポムツキーのお墓は必見です。2トンの純銀で作られているということで、見るからに重そう、そしてピカピカです。

聖ネポムツキーといっても、あまりなじみはないかもしれませんが、ネポムクの聖ヨハネといい、「王を怒らせた聖ヨハネは拷問を受け、1393年3月20日に落命した。その遺体はカレル橋の上から投げ捨てられた」そうです。その後聖人に列せられる偉い方なのです。

信念のおかたなのですね。ぜひお参りしましょう!

聖ヴィート大聖堂だけじゃないプラハ城の魅力

920年に創建された聖イジー聖堂は、17世紀の後半にバロック建築のファザードが追加されて、いまのかわいらしい感じになったそうです。

建物自体は石造りのロマネスク様式でこちらは12世紀に改修されています。白い二つの尖塔は右と左で大きさが少し違って、右がアダム、左がイブと呼ばれているそうです。

旧王宮は9世紀から建設され、王宮になったのは12世紀、そして16世紀には当時のヨーロッパ最大のお部屋である「ヴラディスラフ・ホール」が完成します。ここのアーチの天井は見どころなんですが、撮影禁止でした。

王宮には他に、国会議場やボヘミア家のライオンの紋章など紋章でいっぱいのお部屋などは見逃せないポイントですね。

あとは衛兵交替式はすごく有名です。第一の中庭の門の前から出てきて、向かい側のフラッチャニ広場に向かって行進します。たくさんの人で混雑しますので、交替式のはじまる12時よりは前に場所を確保したほうがいいと思います。

ストラホフ修道院で図書館とビールを味わう!

ストラホフ修道院は、世界一美しいとされる図書館を持つ修道院です。世界一美しいと称される図書館は結構あって、この後の行程でウィーン王宮ホーフブルグにあるプルンクザールもそうですよね。

もちろんそれぞれ素晴らしい図書館で、ここで本を読んでいられたら、さぞかし幸せな気分に浸れるのだろうなと思います。

図書館としての蔵書もチェコ最大で10万冊以上が所蔵されているのですが、それもそのはず、修道院を創設した学派は勉強好きだったとのことです。

修道院醸造所でビールももちろんいただきましたよ!

3種類のビールを飲み比べることができるセット(いくらか忘れましたが)がお得なようで、そんなにお酒に強くない二人はそれで十分といった感じです。おつまみもハムアンドチーズやグラーシュなどいろいろあったので、ランチで行くのもおすすめです。

ロレッタ協会もお忘れなく!

ププラハ城からストラホフ修道院に向かう途中にあるのが、ロレッタ協会です。立ち寄らない方もいますが、ここまで来たら見逃せないのが、教会内の聖母マリアの家サンタカーサのレプリカです。受胎告知をうけたところということですね。

またダイヤモンドがちりばめられた聖体顕示台は1階の宝物庫にあります。宝物庫はこれらの宗教儀式に使用する由緒正しい道具がいっぱいです。

それと教会内にいらっしゃる天使たちのリアルなお姿と、その天使にはあるまじき所業も他ではあまり見られないと思います。やはりプラハ城に行くのなら、こちらもぜひですね。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。次回はプラハ城以外のプラハをめぐります。

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