プライオリティ・パスの実力は
JALやANA、楽天カードのプラチナカードなどに付帯するプライオリティパス、率直なところ実際に利用する場面はあるのかと思っていました。
ANA派のわたし、ANAにのるときはANAラウンジに行きます。JALにのるときはカードラウンジで我慢します。そうすると日本の国内線や国際線ではあまり利用する機会はないように思います。
ただ海外に行ってみると、そこにはANAラウンジはないので、スターアライアンス加盟の航空会社を利用しなければ(ビジネスクラス利用の方は別ですが)、ラウンジを利用することができません。
しかしここでプライオリティパスを持っていると、いろいろなラウンジを利用することができてしまいます。
バンコク・ドンムアン国際空港の場合
わたしのよく利用するドンムアン国際空港には、最近はミラクルラウンジが新装開店され、とてもきれいでゴージャスになりました。
上右の写真のようにリラックススペースも用意されています。他のラウンジと違うところは、カーテンなどによる区切りがなく、照明も点灯しているので、仮眠というよりはリラックスを提供するという役割なのでしょう。
食事もタイ料理中心でしたが、サンドイッチなどのコールドミールだけではなく、グリーンカレーなどのホットミールの種類も充実していました。ホテルのバイキングのような蓋つきの容器をあけてとるスタイルなので、保温もバッチリ、ぱさぱさではありません。
コーヒーマシンやジュース類もとても豊富に揃っています。朝の利用だったので、お酒はいただきませんでしたが、こちらもバラエティ豊かなように思いました。
国内線やLCCのイメージが強いドンムアン国際空港、そのためラウンジも以前はワーキングスペースという位置づけであったのですが、このミラクルラウンジの登場でドンムアンの利用も楽しくなりそうです。
ちなみにドンムアン国際空港で、プライオリティパスで利用できるラウンジは、ミラクルラウンジが2か所となります。この2か所のラウンジはとても至近距離にあるうえ、料理や飲み物も全て同じとのことです。
バンコク・スワンナブーム国際空港の場合
また海外に行ってみると、ANAラウンジやさくらラウンジのようなエアラインラウンジでも、プライオリティパスで入場できるところも多いようです。
わたしのよく利用するバンコクのスワンナブーム国際空港には(ようするに私バンコク大好きなんです)、数多くのエアラインラウンジがあり、ターキッシュ航空、エールフランス航空、オマーン航空のエアラインラウンジはプライオリティパスで入場できます。
ターキッシュ航空は、トルコティーやトルココーヒーなどを堪能できますし、エールフランス航空はフランス料理、オマーン航空はアラブ料理とそれぞれのお国柄の特徴のあるお料理がみつかります。
またミラクルラウンジは、コンコースごとにFirst Class LoungeとBusiness Class Loungeが、現在のところ全部で9か所あります。
なかでもANAやJAL、タイ航空の日本便の発着が多いコンコースDにあるミラクルラウンジはレベルは、料理も設備も充実しているのに、タイ航空ラウンジに比べ圧倒的にすいているので、特におすすめです。
ここでは、シェフがあったかミールを調理してくれます。カオマンガイやバミーなどをリクエストしてみましたが、大変おいしかったです。
オムレツなど洋食もできそうなので、シェフがいるときにはぜひオーダーしてみてください。深夜便などになると、さすがにシェフはお休みのようですので。
おすすめのプライオリティパスのラウンジは、コンコースDでは、ミラクルのビジネス及びファーストクラスラウンジ、ターキッシュ航空ラウンジ、コンコースEではオマーン航空ラウンジ、コンコースFでは、エールフランス=KLMスカイラウンジです。
少しはやめに空港に行って、ラウンジでゆっくりというのがいいですね。いつまでも残りの外貨で免税品を購入しているとつかれますからね。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
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