【海外旅行】アンダルシア地方とバルセロナの旅 ガウディ編

ヨーロッパ

グエル伯爵と作ったグエル公園

バルセロナでは、サグラダファミリアに圧倒されました。そのあとに行ったのはグエル公園、こちらもアントニ・ガウディの作品です。

グエル公園は、グエル伯爵とガウディが人々が自然と芸術に囲まれて暮らせる、新しい住宅地を作ろうとしたのですが、60戸のうち2戸しか売れず(買手はガウディとグエル伯爵)に、グエル伯爵の死後、市に寄贈されたものです。

ここはトカゲの噴水やバルセロナ市街をのぞむテラスや、回廊が有名ですよね。なんともユニークな外観だけではなく、貯水施設などもぬかりなく設計されているのですから、ガウディというのはすごい人なんですね。

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グエル伯爵の邸宅、グエル邸も世界遺産です

そのグエル伯爵の、邸宅もグエル邸として世界遺産になっています。今回は時間がなくて中には入れませんでしたが、放物線状のアーチと海藻や一部の部分で馬の鞭に似た鍛造鉄細工の複雑なパターンの正面の鉄の門をみられただけで幸せです。

客人はこの門から馬車のまま家に入ることができたようです。その馬車に乗ってグエル邸のこの門をくぐってみたいですね。

カサ・バトリョは不思議な空間

カサ・バトリョは1877年に建設された建物を、ガウディが改築したものなんですね。改築でこんなにインパクトのある建物に生まれ変わるなんて、ですね。こちらは中に入りましたのでレポートします。

ガウディは、階段や内装に曲線的なデザインで作り直し、タイルやステンドグラスの装飾を施したとされています。なにか魚の骨っぽい廊下もあり、水が滝のように流れているような吹き抜けやステンドグラスで、まるで海の中の生き物になったような気分です。

また材料はおもに廃材などを使っているそうです。才能のある人は廃材からでも何でもイメージをつくりだせるものなのでしょうか。

写真の大きめなスマホのようなプレミアムビデオガイドをかざすと、3Dで建物が生き生きと動き出す、そのような演出です。すごい、これただのオーディオガイドではないですよ。

特に別料金払ったような気がしませんが、後でみると別料金らしいです。でも楽しいので、ぜひレンタルしていろいろとかざしてくださいね。

カサ・ミラもガウディの作品です。ミラ邸として建設されたのですが、直線部分が全くなく、外観の波打つ曲線は地中海をイメージしているようです。内部では天井も壁も曲線でできていて、あたかも改定にいるような印象を受けます。

カサ・ミラやガス灯 ガウディデザインまだまだあります

またガウディの最初の仕事としては、レイアール広場というヤシの木がたくさん立っている南国風の広場に、ガウディのデザインしたガス灯がありました。少し探さなければならなかったですが、近くによると、なるほどガウディですね、という感じです。

他にここには紹介しませんでしたが、カサ・ビセンスとコロニア・グエル教会地下聖堂も合わせて、アントニ・ガウディの作品群として、世界遺産に登録されています。どれもこれも他にはない唯一無二の建造物です。また見ているとても気持ちが落ち着くのも共通です。

バルセロナには、他にもカタルーニャ音楽堂などとっても有名なスポットがあるのですが、今回の旅行はガウディ、ガウディ、またガウディでした。でも、もう一度来てもまたガウディかも、そんな強烈な印象をいただきました。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

※この旅行記は2015年6月28日から7月6日のものです。

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