【エア旅】エルサレム三大聖地とヴィア・ドロローサ(苦難の道)をたどる

エアたび

緊急事態宣言から、徐々に新規感染者が減ってきましたね。ことし中の海外に少し期待をもてるようになったので、今後のためにエア旅しておきしょう。

まず今回は、わたし的にいまいちばん行きた~い「エルサレム」にエア旅です。

エルサレムとはイスラエルの首都、かどうかは不明(2017年に米トランプ大統領が承認、国際的にはテルアビブ)ですが、いちばん有名な都市ですね。

なにしろここには、キリスト教、ユダヤ教及びイスラム教の聖地だからですね。世界的な宗教の聖地というだけでもスゴイのですが、三大宗教の聖地がひとつの都市のなかに、しかもすごく近い距離にありますよね。これは行ってみるしかな~い!

  • 世界三大宗教の聖地をぐるっと一日でまわりたい
  • ヴィア・ドロローサに参加して、イエスの苦痛を推し量りたい
  • 世界でも唯一無二の存在であるエルサレムという都市の雰囲気を感じたい

世界三大宗教の聖地をぐるっと一日でまわりたい

グーグルマップをみると、それぞれの宗教の聖地はすごく距離が近いみたいです。徒歩で行けるのはもちろんたったの5分から10分しかかからないですね。

ヴィア・ドロローサについて調べてみると、毎週金曜日の16時(冬期16時)からフランシスコ派修道会の行進があるらしい。できれば金曜ですね…。

16時からなら、聖墳墓協会は一番最後に行くことにしますか?でも、そんな遅くに聖墳墓協会に着いても開いているのでしょうか?ということで開館時間を調べます。なんと21時まで開館とのことでほっとしました。

これで順番は決まりました。岩のドーム→アルアクサー・モスク→嘆きの壁→ヴィア・ドロローサ(鶏鳴教会→聖墳墓協会)となります。曜日もできるだけ金曜ですね。

ここでおおざっぱに聖地となった由来も調べておきましょう。

まずはユダヤ教の聖地は誰でも知ってる「嘆きの壁」ですね。

旧約聖書によると、エルサレムは、預言者アブラハムが神のお告げに従い自分の幼い息子を生贄に捧げたことにより与えられた約束の地(カナン)となっています。その後ユダ王国にあったエルサレム神殿の一部が残ったのが、嘆きの壁なのですね。

嘆きの壁は、男性と女性で祈りの場所が厳格に分けれれていると聞いていましたが、最近男女での祈りの場所が設けられたのですね。超正統派のユダヤ教徒に怒られないように、静かにお祈りしましょう!

イスラム教の聖地の「岩のドーム」と「アルアクサー・モスク」です。

岩のドームはムハンマドがメッカのカアバ宮殿からエルサレム神殿まで一夜のうちに旅をしたとする場所に建てられ、それを記念して建てられたのが「アル=アクサー・モスク」、なるほどですね。

岩のドームは残念ながら、ムスリムでないと入れないということなので、素晴らしい外観を拝見しましょう。

いよいよキリスト教の聖地ですね。ではヴィア・ドロローサの出発点(第1留)を探しましょう!

キリストの苦難の道(ヴィア・ドロローサ)をたどりたい

キリスト教の聖地は、「苦難の道(ヴィア・ドロローサ)」と「聖墳墓協会」です。新約聖書の記述によると、イエスが十字架にかけられ、処刑されたゴルゴダの丘は、聖墳墓教会がある場所であり、そこでイエスが死後埋葬され復活したとされています。

ヴィア・ドロローサはイエス・キリストが死刑判決を受けた第1留から復活を遂げた第15留まで、各留(ステーション)をたどることになります。

イエスはその死によって弟子や信者たちを奈落の底へ叩き落したのだが、三日目の復活によって彼らを生まれ変わらせた。イエスに従って歩んだ者は、メシアの苦悶、さらには死をも認めることにより、イエスをメシアと告白する信仰を完成させたのである。つまり、神の独り子であったイエスの穢れなき死は、人類を原罪から清めるため自己犠牲であり、その英雄的行為を通じて神と人類の関係を回復させたと解釈した。イエスが自らを神に捧げるために十字架上の死へと向かって歩んだ道のりがヴィア・ドロローサである。

ウィキペディアより

ただマップでは第1留は、どこからなのかよくわからりません。第1留は男子校の敷地になっていて、金曜日の行進のときだけ開くらしいです。各ステーションはWikipediaに詳細に書いてあり、とても勉強になりました。

Wikipediaのおかげでどこからどう進むのかがわかりました。

ライオン門→ライオン門通り→エル・ワド通り→ヴィア・ドロローサ通り→聖墳墓教会という順で、グーグルマップによるとわずか13分の道のりです。

ここを本当に歩いてみたくなりました。今回は道順や所要時間を中心にエア旅しましたので、次回は歴史的背景などを掘り下げてみたいと思います。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

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